2007年に解いたパズルのまとめ

買ってからしばらく寝かすクセがあるので、今年購入したパズル以外のものも大量に含まれてます。どれも楽しい時間を与えてくれましたが、その中で特に印象に残ったものをいくつか挙げておきます。

まずは組木。一番好きなパズルのひとつなんですが、実は今までまともに遊んだことがなかったのでした。今年に入ってから何点か実際に遊んでみましたが、予想通りとても楽しかったです。その中でも、オーストラリアのMr Puzzleで購入した"Around the Bend"と柳瀬さんの"Off-center Burr"が特に気に入りました。ちょっと変わった形をしていますが、面倒になるわけでもなく、複雑になるわけでもなく、とても解きやすかったです。適度な自己主張がいい味出してます。あと、どちらも組木自体の精度が高いので、触っていてとても気持ちいい。職人さんすごい。

からくり箱も今年は合計6個入手しました。うち5個はクリスマスプレゼントですが。母の日をテーマにした作品群の中からは、二宮さんの「眼鏡の入る仕掛箱」を購入。しばらく手元においてありましたが、最近になって実家の母親へのプレゼントとなりました。仕舞っておいても仕方ないですからねー。ちょっと前に届いたクリスマスプレゼントの中では、二宮さんと岩原さんの箱がお気に入り。二宮さんの箱は見た目もとても可愛らしく、アイデアの見せ方も見事。動いた瞬間に思わず声が出ました(笑)。岩原さんの箱は、最初にいじったときには最初の仕掛けにしか気付けず、後日「物足りないなぁ…」とか思いつつぼけーっと眺めていて、ようやく気付きました。完璧に負けた…。脱帽です。

そしてなんと言っても、今年解いたパズルの中では、植松峰幸さんの"8-cornered deadlock"が抜群に素敵でした。考えに考えて、気づいて、試して、ロックが外れたときの驚きは、今でも鮮明に思い出せます。傑作。来年も面白いパズルにたくさん出会えますように。