日本パズル選手権まとめ!

結果が発表されました。世界大会の代表権を獲得した皆さん、おめでとうございます!400点がボーダーというハイレベルな争いでした。今年の10月にポーランドで開催される世界大会が楽しみです。

多くの方に参加していただき、出題者のひとりとして幸せをしみじみかみしめています。やっぱりパズルは解いてもらってナンボなのです。大会は終わりましたが、出題されたパズルはいつどのように解いても面白いものばかり。参加された方も参加されなかった方も、また時間のあるときに解いていただけると嬉しいです。じっくり解くと、「これ、なんで本番で解けなかったんだろう…」というくらいスラスラ解けたり、また違った発見などがあるかもしれません(笑)。

今回はロジカルなパズルだけでなく、「言葉」を使ったパズルも何問か出題されました。この辺、賛否両論あるかと思いますが、今回の大会は「世界選手権」でも「ロジカルパズル選手権」でもなく「日本パズル選手権」。日本のパズルファンに向けた今回の構成もひとつの形だと思っています。日本のパズルに注目してくれている、海外のパズルファンにはちょっと申し訳なかったですが…。

言葉のパズルは少なからず知識を必要としますが、知識だけで解ける単純なものではなく、ロジカルパズルにも負けない、ロジカルパズルでは味わえない、ひねりの効いたおもしろさがあるんですよね。ナンプレをはじめとしたロジカルパズルを中心に解かれている方も、ぜひぜひ言葉のパズルにも手を出してみてください。ロジカルパズルに還元できる何か…があるかはわかりませんが(笑)、たぶん純粋に楽しいと思いますよー。

そこでオススメなのが世界文化社の各パズル誌(上手く繋げられた!)。「クロスワードファン」「ナンクロ」「漢字塾」「クロスワードレディース」などなど、どれも言葉の持っている面白さを丁寧に料理したパズルが詰まっています。今年から全ての雑誌で「パズル段・級位制度」という企画も始まりましたが、その応募問題が毎回工夫を凝らしてあって特におすすめです。なんというか、解けたら嬉しくなれる問題なんですよね。歯ごたえもあるので、継続して解いているうちに、段級位のポイントだけでなく解く力もしっかりつくはず。

また多くの方とパズルの大会であそべるのを楽しみにしています。お疲れ様でしたー!