推理パズルのマトリックスの話

数日前に

推理パズルで使われているマトリックスが規則正しすぎて困る。

ってなことをほとんど何も考えずに書いたところkwsk的なリアクションがあったので、説明しづらいんですけど無理矢理書いてみます。これで理解できたらすごい。

  • 項目が1対1に対応している。
  • 各要素の項目の並び順がタテ方向とヨコ方向で統一されてる。

マトリックスを使った推理パズルを作っていて、この2点が大変うっとうしかった。特に後者。これは、タテ軸では上から下に「タロウ、ジロウ、サブロウ」と並んでいる「名前」という要素があったら、ヨコ軸でも左から右に「タロウ、ジロウ、サブロウ」と並んでる、ってことです。決して「タロウ、サブロウ、ジロウ」などのように、もう一方と違う順番になっていたりはしません。

で、一週間ほど前の自分は、答えの書き込まれたマトリックスを太線に沿って切り取り、その全ての破片をヒントとして公開した(余計な破片も加えてある)、いわゆるジグソーの要素を取り入れた推理パズルの問題を作ってたんですけど、ジグソーならではの凝った解き筋を入れようとすると、大抵の場合はハタン別解などのおかしなトラブルに巻き込まれてしまうため、その原因はどこにあるんだろう…と考えてみたところ、さっきの二つのルールが元凶っぽいことが分かったわけです。しかし、これらは推理パズルを推理パズルたらしめている部分だったりするわけで、もうどうしようもない。マトリックスってのは筋は通ってるけど頑固で融通の利かない奴だなぁ、と思った次第です。