パズラボ帖3＆ライブキューブ
パズラボのwebshopで発売されたばかりのパズラボ帖3とライブキューブを購入しました。ライブキューブは白と黒をそれぞれ200個ずつ。想像していたよりもチマっとしていて、使い勝手が良かったです。もう少し早く手に入っていれば、色々と楽だったろうなぁ…、と過去のあれこれを思い出さずにはいられません(笑)。
パズラボ帖は、知識量やマニア具合に関係なく、誰でもパズルの楽しさに触れられる素敵冊子。今回のテーマは「ペンシルとメカニカル」ということで、これはもう買うしかありませんね。僭越ながら、自分も作り手としてインタビューを受けさせていただきました。このようなインタビューを受ける機会は過去にも何度かありましたが、今回の聞き手は今までとは違いメカニカル寄りのお二人。視点や質問がとても新鮮で、何度もハッとさせられました。刺激を受けつつ好き勝手しゃべったので、とてもまとめにくかったはず。大変お世話になりました。
自分のインタビューはさておき、他の作り手解き手の方々のインタビューもありますし、普段は表に出てこない編集さんも登場しています。コラムもさらっと深い内容で、読み物としてとても面白い。つらつら読んでいると、ペンシルとメカニカルの間にある何かが、おぼろげながら見えてくる気がします。オススメ！
ナンプレファン8月号
ナンプレファンの献本が届きました。いつもありがとうございます。個人的になかなか衝撃的な箇所が二箇所ほどあり、心臓に悪かったです(笑)。今号では難しめのナンプレを8問と、バラエティナンプレを計4問出題させていただきました。
バラエティナンプレは、西尾杯ナンプレ選手権でも自分が担当した「アンタッチャブルナンプレ」と「ハッピーファミリーナンプレ」の2種類。アンタッチャブルの方は初出はどこなのかな？確か去年のSudokucupで出題されていた記憶はあります。日本でも見たことある気がするんだけど…。最初は9x9で作ろうかと思いましたが、制約が厳しさに泣かされた結果、7x7のお手頃な問題に仕上がりました。
もう一方のハッピーファミリーナンプレは西尾杯用にひねり出したオリジナル。西尾杯の時は「子持ちナンプレ」というタイトルでしたが、ばっさり変更になりました(笑)。「独身、か…→家族作ってみるか→親子ってことにしよう→大小のルールが使えるな→お、6x6の盤面使えばちょうどいいかも」の流れで無理やり仕上げたものです。6マスに9個の数字を入れるため、見落としや勘違いが多くなってしまうのがネックですね。お祭り用の一発ネタということで…。
一緒に載っているのは正統派バラエティの新作。金子さんの「ビトウィーンナンプレ」は王道の解き味。面白い解き筋がたくさんあるので、今後も定期的に載って欲しいな。酒井さんの「数えてナンプレ」はぬるぬるした解き味。作者コメントにある「キモ楽しい」という表現がぴったりです(笑)。早解き大会で初登場したパズルですが、じっくりの方が持ち味が出ますし、誌面で解くのにオススメです。
6月の植松パズル
いつものように植松さんのオンラインショップで新作を購入。今までと違い、販売開始のタイミングが事前に告知されていたので、予想通りショップは朝から大混雑。まともにアクセスできず、結局購入できたのは夜になってから。在庫はすでにほとんどなくなっており、危ないところでした。
"RITRI-14"と"Judas Ark II"はどちらもシンプルなアイデアを下敷きにした敷き詰めパズル。アイデアがややこしくないので、気持ちよく遊べます。"Rough Night Burr"はKouki Kusumiさんのデビュー作とのこと。植松さんの紹介文にもありますが、とてもパズルパズルした王道ど真ん中の作品ですね。自分はXYZがそれぞれ少しずつずれた三つ巴の形が苦手なのですが、それでもこの作品はとても好みです。いいなぁ…。時間を作ってじっくり触りたいと思います。
超上級ナンプレ＆難問パズル
「超上級ナンプレ＆難問パズル」が発売になりました。自分は今回はサムクロスとウォールロジックを担当。サムクロスの方は、1ページものを1問。黒い部分のデザインにちょっと気を使ってみたのですが、やるならもう少し大胆にやるべきだったか。ウォールロジックの方は小サイズから1ページものまでまとめて担当。チミチミ系で統一してみました。他にも今井さんの新作ロジカルパズルなど、面白い問題が満載です。「難問パズル」と銘打ってありますが、解きやすいよう工夫の凝らされたしてあるパズルばかりなので、尻込みせずに手を出してもらえたら嬉しいです。まだ未購入の方はぜひぜひ。
5月の新商品
発売日に購入しましたが、ショップにアクセスしたときには限定品はすでに品切れ状態。みんな早いなぁ。"6-DOGS CROSS Burr with CHAIN"と"CROSS Burr with CHAIN"はどちらも解くのが苦にならない軽やかさ。見た目も遊び心があるしお気に入り。"9-triangle-puzzle"は解き上がりが爽快。マッチングパズルはそんなに好きではないのですが、数理的にも綺麗だし、これはとても気に入りました。"STAPLES-CUBE in the BOTTLE"はさすがの仕上がり。ボトルのサイズが絶妙ですね。中身の何点かを確認したあとは、とある知り合いのところへ旅立っていきました。
